留学前は何かと忙しい - El Ingobernable Blog de Chan-Otsu

こんにちは、ちゃんおつです。

ホームセンターで初めてシリコンを買いました。あのチューブに入ってて、工具にぶっ刺して使うやつです。

なんで買うことになったのかはご想像にお任せします。

さて今日は「留学」の話をします。

少し前に海外と日本の英語教育の違いの話、その前には留学していた時の話や海外に行く時に持っていると良いアイテムについて話したと思います。

今回は「留学をする前の手続き」の話を深堀りします。（主にアメリカに行く人向けです。）

留学するときの2つの方法

学生が留学や海外研修に行くとなると、大きく分けて2通りあると思います。

自分は大学主催のプログラムでしたので、1です。とはいえ、大学によって留学プログラムの参加条件が異なりますから、そこは必ず確認しましょう。私が申し込んだプログラムの場合はTOEIC500点以上が必須でした。

2は自分ですべてやらなければなりませんが、大学や高校にはたいてい留学に詳しい先生が1人くらいいるもんです。そこから紹介してもらったりしても良いと思います。

簡単そうで簡単じゃない

ここでは留学するまでの大まかな流れを説明します。

「え、でも君は大学のプログラムに申し込んだんだから、やり方知らないでしょ？」と思った方もいるでしょう。何故わかるかと言いますと…

大学のプログラムなのに、留学の申し込みは全部自分でやったから

という事です。

私が申し込んだ大学のプログラムは少し特殊で、「自分で行きたい国と大学を選んで、自分でアポを取って申し込む」というスタイルでした。「学生ビザの取得」も同様です。進捗状況を週に一回、担当の先生に連絡して申し込みを進めていました。先生はあくまでサポートといった感じです。

①　行き先を決める

まず、行き先を決めます。留学したい国と地域、お世話になる大学を決めます。

私はアメリカのニューヨークに留学したかったのですが、「大学が提携している大学」という条件があり、ニューヨークに提携している大学が無かったので、やむなくロサンゼルスにしました。大学名は伏せますが、文武両道が特徴の大学です。

②　お世話になる大学にアポを取る

行き先が決まったら、お世話になる大学に英語でアポイントを取ります。内容は様々ですが、「あなたの大学の留学プログラムに9月から参加したい！」といった感じです。大学によっては日本人デスクがあり、日本語でメールをして聞けるところもあります。

そうすると、大学から各書類のPDFファイルが送られてきて、記入したらそれをまたPDFにして送り返すというのを繰り返すといった感じです。住所を英語で書いたりと慣れない作業が多いので、なにかと時間がかかります。

③　学生ビザの申請

学生ビザの申請にはお世話になる大学からの推薦状的な書類が必要です。「アメリカ行くし、とりあえず学生ビザ取ろう！」はやめましょう。多分できないと思います。

しかも、学生ビザを申請するには主要都市の大使館に出向く必要があります。

流れとして…

といった感じです。

一番気を付けてほしいのは1の部分。昼間に申し込もうとすると「今の時間帯はできません」とサイト側が拒否します。アメリカ時間では夜中だからです。つまり、「アメリカ時間で営業時間の間」に申し込めという事です。そうすると、我々が申請できるのは夜11時ぐらいからです。筆者、発狂しました。

それを終えて、「よし大使館行くぞ！」となったのは良いんですが、地元では申請できないと。近くても大阪でした。筆者、わざわざ始発に乗って大阪まで行きました。ここもたまらず発狂。

面接、いろいろ調べても「全部英語だから気をつけろ」という内容ばかりで、めっちゃ緊張して行きました。

結論、全部日本語。（面接官はアメリカ人）

カタコトな日本語で質問されて、それに逆にびっくりしてこちらもカタコトな日本語で回答。（3分で終わりました。なんだったんだ…）

申請が終わればあとは郵送でパスポートを受け取るだけ。手続きはラストスパートです。

④　航空券の手配

正直なところ、海外の大学とある程度話し合いが進んでいればその時点で航空券を買っておくのがよいでしょう。早めに購入しておけば、かなりお安く手に入ります。

航空券を買う際に自分のパスポート番号が必要になる場合もあるので、ビザ取得前に買っておくのがオススメです。

帰国日が決まっているのであれば、往復で買っておけばかなりお得です。（日程によっては買えない場合がありますので、注意しましょう。）

⑤　宿泊先の確保

学生寮に入る場合、入寮日が決まっています。しかし、入寮日に到着するように航空券を手配するより、現地に前乗りして1泊ホテルで滞在するというのが理想です。エクスペディアなどでホテルを航空券と一緒に手配すればさらに割引を受けることができます。（前乗りは必ずしも必要というわけではありません。）

以上が留学するまでの流れです。何かと大変です。「留学行きたいぞ！」と思ったら即行動が望ましい流れでしたね。

そんなわけで、今日はここまで。　ではまた。　アディオス！！